朱色

マンセル値:6R 5.5/14

朱肉のような少し黄色がかった赤のこと。もとは鉱石の辰砂しんしゃから採れる天然の顔料をさしたが、非常に貴重品であるため、硫化水銀を主成分とする無機朱色顔料が作り出された。これを区別して銀朱ともいう。英名のバーミリオン(vermilion)に近い。顔料や朱肉のほか、漆器の塗装や絵の具に用いられる。中国から伝えられた五行説では「木火土金水」の「火」に相当する色を「赤」と表記し、季節では夏を表すが、夏の別名を「朱夏しゅか」というように本来は朱色とされる。方位は南で、南を守る神が朱雀すざく。平城京、平安京大内裏だいだいりの南門を朱雀門という。赤は朱色を含む赤系統の色の総称。

参考ページ:色名がわかる辞典

慣用色