Winodwsの更新ファイルのクリーンアップ方法の紹介です。古いアップデート情報を削除してハードディスクの容量を確保するのが目的です。なので、ハードディスクに余裕がある人はクリーンナップする必要はないと思います。
クリーンアップはコマンド操作になります。コマンド操作が不慣れな人は十分注意して作業してください。

今回使用するコマンドは「Dism.exe」です。
windows7〜10で利用することができます。利用可能なパラメーターは、OSのバージョン?によってエラーになるので注意してください。

クリーンナップ操作

現在のWinSxSフォルダーの容量を確認する

① ローカルディスク → windows と進みます。
② windowsフォルダー内に「WinSxSフォルダー」があるので、右クリックしてプロパティーを開きます
③ フォルダー内のデータ容量を確認します。
 WinSxSフォルダー内のクリーンナップをするのですが、データ容量が10G超えてないとクリーンナップしても容量の確保があまりできません(経験上)。
WinSxSフォルダー(更新ファイル)のクリーンアップ 操作手順1

コマンド操作

クリーンナップはコマンドで作業します。管理者権限でコンソールを開き、コマンド入力します。
クリーンナップするデーター量によって、時間が掛かるので注意してください。下記の画像はwindows7で実行したものです。
WinSxSフォルダー(更新ファイル)のクリーンアップ 操作手順2

Dism.exe コマンド

windows10 で実行
Dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup

windows7では「StartComponentCleanup」がエラーになったので、下記のコマンドを実行しました。
Dism.exe /online /Cleanup-Image /SPSuperseded


「Dism.exe」に関しては下記のサイトを参考にしてください。
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/dn251565.aspx


(感想
 私の環境では12.9Gから11.8Gに減り、約1Gの容量確保ができました。ちなみに環境ですが、VMweraで仮想化したゲストOS(winodws10)で、ハードディスクの容量は50Gです。OS肥大化に悩まされていたので、1Gの確保はありがたいです。