カスタムディメンションを使ったリファラースパムの対策

 Googleアクセス解析に使用しているトラッキングコードを無断で使い、直接データを送ることでアクセス数を水増しするスパムが横行しています。そのスパムの確認方法は、ページの項目(行動→サマリー→ページ)に架空のページがあるかを確認することでスパムが来ているか調べることができます。ページ名がドメインになっている場合が多いです。

 そのスパムの特徴は、セッション数が大幅に増える一方で滞在時間やページビューは取得できません。直帰率は100%、ランディングページはデタラメなページになります。また、トラッキングコードの末尾「1」(AU-*******-1)をターゲットにしている場合が多いみたいです。トラッキングコードを変更することでスパムを激減することも可能です。しかしハッカーがターゲット番号を変更すことで、いたちごっこになることも想定できます。

この手のスパムは、カスタムディメンションを使うことでカウントから除外することができます。
設定方法は下記ようになります。

カスタムディメンションを使ったリファラースパム対策の紹介

1. カスタムディメンションの設定
 アクセス解析の管理から、プロパティ → カスタムディメンション → 新しいカスタムディメンションをクリックします。
カスタムディメンションをつかったリファラースパム対策

2. カスタムディメンションの作成
 カスタムディメンションの設定です。名前を登録して作成をクリックします。ここで設定した名前は後のフィルター設定で使用します。
カスタムディメンションをつかったリファラースパム対策 画像2カスタムディメンションをつかったリファラースパム対策 画像2

3. Javascriptの設定
 HTMLファイルのJavascript部分を変更します。変更場所は下記の画像を参考にしてください。ディメンションに送る値は任意な文字列です。ここで設定した値は、フィルター設定で使用するので覚えておきましょう。タグマネージャーを使っている場合も基本は同じです。タグマネージャーでディメンション値を設定してください。
カスタムディメンションをつかったリファラースパム対策 画像3

4. フィルターの設定
 アクセス解析の管理から、ビュー → フィルタ → フィルタ追加をクリックします。
カスタムディメンションをつかったリファラースパム対策 画像4

5. フィルターの詳細設定
5-1 フィルタ名は自由です。
5-2 フィルタの種類はカスタムを選択
5-3 フィルタフィールドは2番で設定したフィルタ名を選択します。
5-4 フィルタバターンは3番目で設定したディメンション値を入力します。
最後に保存をクリックして完了です。
カスタムディメンションをつかったリファラースパム対策 画像5


(感想)
 この対策でGoogleに直接アクセス情報を送信するスパムのカウントを全部排除できた。意外と少なかったので安心しています。

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